おびひろ市民ラジオ番組審議会
令和6年度(第31期)第2回目
■開催日:9月10日(火)12時~13時
■開催場所:リッチモンドホテル帯広駅前 会議室
■回答:6名(1名欠席)
■審議番組:佐藤拓也の袋小路
放送日時/第1・2火曜 20時30分~30分間
放送形態/収録
番組内容/帯広近郊でバンドやシンガーソングライター活動を行っている音楽好きの佐藤さん。「歌で地域に貢献できれば」という意気込みの元、レコードの良さを伝え、ご自身の気になる身の回りの話などで番組を構成。本年4月からスタートした番組です。
○ご意見1
低い声で落ち着いた語り口調で聴きやすい番組だ。「本当に好きなことを話しているなあ」という印象。ご自身の好きなアーティストを紹介するという内容からはこの放送時間が適切であると思います。ただ、3曲流れたあとにプロフィール紹介があり、自分のように高田渡さんというアーティストを知らない者としては先に言ってもらったほうが良かった。フォークソングという音楽ジャンルのことや、MC佐藤拓也さんの思い入れなどが先にあった方がしっくりしたのではないかと思った。
○ご意見2
声が落ち着いていて聴きやすいのは同感である。私はご意見1の委員とは逆に3曲音楽を聴いてから「MC佐藤さんの高田渡愛」やフォークミュージックについての解説があってよかった。楽曲を聴いてか興味をもたせられ、その後丁寧な説明があったことでより高田渡というミュージシャンに興味がかきたてられたように思った。
○ご意見3
自分自身の世代のせいもあるがフォークソングはほとんど聴いたことがなかった。今の時代は、YouTubeなどで好きな音楽を登録してそればかりを聴いている。ラジオをつけると普段接することができない音楽を聴くことができる。このような番組はそこに価値があるのかもしれない。
○ご意見4
アナウンサーのように活舌が特別良いわけではないが、抑揚のあるテンポ感のよさが小気味の良い話し口調だと感じた。パーソナリティの語り口調と紹介される音楽のバランスが良く、どちらもケンカせずにうまくまとまっている音楽番組だと思います。
○ご意見5
流れがよく聴きやすい番組だ。楽曲が続きお話ししているよりも音楽時間が多い番組だと感じたが、放送時間を考えるとこの地域の生活にうまくマッチしていてこの位がちょうど良いのかもしれない。
○ご意見6
紹介されている高田渡さんのことは全く知らなかったが最後に聴いた曲がどこかで聴いた記憶があった。そのような意味からも「名前と楽曲が一致していない」リスナーのためにももう少し高田渡さんのプロフィールなどを丁寧に紹介するよう時間をつかった方が良かったのではないか。また、一番知られている曲は最初に流した方が、リスナーが番組を聴こうとするモチベーションにつながるのではないかと思った。
※FMウイングから:地元で活動する音楽アーティストは現在30個人、団体を超えてきている。彼らが地域における音楽カルチャーを牽引し、支えていると考えている。ラジオと音楽は歴史的にも深いつながりがある。今後も大事にしていきたいと考えている。
※上記内容は、毎回「社内掲示」「HP」「FMウイング番組内」で、公開・紹介されています。
【番組審議委員】
齊藤政樹(審議委員長)、盛一美由希(審議副委員長)、工藤真由美、鈴木洋平、出村哲教、土橋麻美、 松下博典(敬称略)