おびひろ市民ラジオ番組審議会

令和7年度(第32期)第1回目

■開催日:7月22日(火)正午
■場所:リッチモンドホテル帯広 会議室
■出席委員:7名
■審議番組:うのっち・なべっちのイッツ和スモール輪ールド
放送日時/第1・3・5火曜19時~58分間
放送形態/生放送
番組内容/幕別町で生まれ育ち、幕別町で働くうのっちと、帯広に生まれ育ち、現在は帯広市内で農業飼料販売会社に勤めるなべっちが、現在や地域の課題の解決策を軽快に語り合う「50代 VS 30代」のトークバラエティ。



○ご意見1

軽快でテンポがあって聴きやすい。資料に50代と30代のお二人と書いていたのだが番組途中までどちらが年上なのかわからなかった。最後のコーナーで含蓄あるお話や、学校で講師をやっているといううのっちさんは多彩な才能をお持ちの方なのだなあ、と想像した。途中のBGMの大きさが気になった。

○ご意見2

当初、内容があっちこっちに向かうのでどうなんだろうと思ったが最後はそれなりにまとまっていて納得した。ただし随分早口だなあと思った。蚊がいない、街中にセミがいないのくだりは興味深く聴いた。

○ご意見3

テンポ良く展開される若々しい内容だ。テーマはしっかりしているが内容は雑談風で聴きやすかった。うのっちさんの新聞拾い読みに関しては緩急がしっかりしていて大変上手だと思った。なべっちさんも抑揚がきいていて聴きやすかった。

○ご意見4

普段は車を運転しながらなにげに対応していたラジオをこんなにじっくり聴くのは初めてだ。番組内容に関しては、うのっちさんの右脳的な話、なべっちさんの左脳的な話の掛け合いは面白かった。最後にテーマにしたがって、なおかつ地元の話題に持っていくという落としどころがしっかりしていて感心した。総じて楽しかった。

○ご意見5

音楽に関わっているが、この番組はひとつひとつの言葉がテンポよく進み音楽の世界観に似ているなあと感じた。福島町の熊の事件に関しては「熊噛んじゃった」という表現は時節柄どうなのか、と思った。「風営法」についても「どのような言葉の使い方がよいか」をメディアの中で語るのは「難しい」ことなのだと感じた。

○ご意見6

話が聴きやすく面白くあっと言う間に終わったなあ、という印象だ。普段の生活の中で「地域の情報」にあまりふれる機会がなくこの番組を聴いて「地域の中でこんなことがあるんだ」と再認識させられた。途中、BGMの音量が大きくて言葉が聴き取りにくい点があったことと、熊の事件のところなどBGMの選択が内容と果たしてあっていたのかと疑問に思った。

○ご意見7

普段はテレビやネットなどで「音声」以外に「映像」や「文字」などで情報を得ていることが多い。この番組はテンポよくそれなりに聴きやすいのだが、「音声」のみだと「せっかくの情報」を得ようと理解しようにも脳がついていけない。もう少し情報を減らしてゆっくり話してみてはどうか?またハナシに集中しようとすると音楽が大きすぎたところも残念だった。ただ、テンポ、内容、構成とも素晴らしくあっという間の一時間だった。そこは評価したい。

※FMウイングから:市民参加型ラジオには「先輩が後輩を育てる仕組み」としてインキュベーション番組がある。インキュベーションとは「孵化装置(ふかそうち)=卵からヒナを育てる」のことである。社会的な課題に関心がある二人の組み合わせなのだが、着実に成長しつつある。このような取組を今後も増やしていきたいと考えている。
※上記内容は、毎回「社内掲示」「HP」「FMウイング番組内」で、公開・紹介されています。

【番組審議委員】
盛一美由希(審議委員長)、松下博典(審議副委員長)、赤川貴士、石黒みゆき、工藤真由美、杉本良太、多田倫和(敬称略)